サッカー

リフティングの回数は大事?

保護者の方から質問があったのでお答えします。

「リフティングが何回できるか」が話題になることがあります。つい、「あの子は300回もできるのに、うちの子は…」と気になってしまう保護者の方もいるかもしれません。
でも、リフティングの回数とサッカーの実力は、必ずしもイコールではありません。

リフティングは確かに、ボールをしっかりコントロールする力を養う良い練習です。
ただ、リフティングは一人で行う練習で、相手も味方もいない静かな環境です。一方、実際の試合では、相手のプレッシャーがあり、味方との連携も必要で、素早い判断が求められます。
つまり、リフティングが得意でも、試合で活躍できるとは限らないのです。

それでも、リフティングを通じて得られるものもたくさんあります。例えば、ボール感覚、身体のバランス、集中力など。小さなころからボールに親しむきっかけとして、遊び感覚で楽しく続けるのはとても良いことです。

大切なのは、「回数」にこだわりすぎないこと。

子どもが自信をなくしたり、「できない=ダメ」と思ってしまっては、本末転倒です。

リフティングが苦手でも、ドリブルが得意だったり、試合中の判断がうまい子もたくさんいます。

リフティングは、あくまでサッカーの力を高めるための“手段”のひとつ。
回数の目標を決めて練習することは良いことですが、
それだけで子どもの実力を決めつけず、幅広い視点で見守ってあげてください☺️⚽️

スクールマスター
清家崇
こんにちは インクルージョンフットサルの清家です。 フットサルの楽しさを子どもたちに伝えるのが喜びです。 --- 経歴 ○2007年フットサル大阪選抜 全国選抜フットサル大会に関西代表として全国選抜フットサル大会に出場 ○2009年フットサル奈良選抜 ○現役時代はフットサル関西リーグに所属し活躍