サッカー

子どもへの声かけ、どんな言葉が響くのか?

サッカーの試合や練習のあと、子どもにどんな声をかけていますか?

「もっと頑張らないとダメだよ」「あの場面、なんでシュートしなかったの?」

つい、親として言いたくなることもあるかもしれません。でも、子どもにとって一番うれしいのは、「見てくれていた」「応援してくれていた」と感じられる声かけです。

サッカーは技術だけでなく、気持ちも大切なスポーツです。大人のひと言が、子どもの自信にもなれば、逆にプレッシャーにもなります。たとえば試合後、「今日は全力で走ってたね」「あのパス、よかったよ」といった具体的な良い点を伝えると、子どもは前向きな気持ちになります。

反対に、ミスや課題ばかりを指摘されると、「どうせ自分はダメなんだ」と感じてしまい、プレーの楽しさや自発性が失われてしまうこともあります。大人が求めている理想と、子どもが今できることにはギャップがあるのが当然です。

大切なのは、「できた・できなかった」よりも「チャレンジしたこと」や「成長しようとする姿勢」に目を向けてあげること。

子どもは、結果よりも“認められること”で育っていきます。

また、声かけは「励まし」だけでなく、「聞くこと」も大事です。「今日はどんなプレーが楽しかった?」「どこが難しかった?」と問いかけて、子どもの言葉をじっくり聞いてあげることで、自分の考えを整理する力も養われます。

サッカーを通じて育てたいのは、技術だけではなく、人としての成長です。

勝ち負けに一喜一憂しすぎず、「あなたがサッカーを楽しんでいるのが嬉しいよ」という姿勢で関わっていくことが、何よりも子どもの心の支えになります。

スクールマスター
清家崇
こんにちは インクルージョンフットサルの清家です。 フットサルの楽しさを子どもたちに伝えるのが喜びです。 --- 経歴 ○2007年フットサル大阪選抜 全国選抜フットサル大会に関西代表として全国選抜フットサル大会に出場 ○2009年フットサル奈良選抜 ○現役時代はフットサル関西リーグに所属し活躍